- 男木島（おぎじま） - おぎおぎ農園 園芸部

ども、おぎぱんだです。

さて、今、男木島で深刻化しているイノシシ問題。
イノシシの習性や実体験ある畑をされている人の話などを
基にいろんな対策を考えて行くシリーズです（笑）


今回の対策の考察は・・・
『匂いでイノシシを近寄らなくさせる！！』
です。

イノシシの特徴の中に嗅覚が優れている、というのがあります。
また、イノシシは大変用心深く、人の気配などがある所には自分から寄っていく事は
滅多なことではないようです。

その習性を利用した対策として
『畑周辺に実際に人が着用していた服で案山子を立てる』
『散髪した時に切った髪の毛を畑の周りに撒く』
というのがあるそうです。
・・・人の髪の毛ってちょっと気持ちええもんとちゃうわぁ
と思う方もいらっしゃると思いますが、リアル対策の一つとして試みられた所もあるようです。

注）これに関しては男木でやってる人はいらっしゃらないため、以下は情報として聞いた話、です。

『○な点』
・コストは0に等しい
（古着は自分のモノ、髪の毛は散髪屋さんなどに事情を説明して分けてもらえる）

・人の匂いが染みついているものには警戒するようで、畑に近寄る回数がかなり減った。

『×な点』　　
・最初のうちは効果があるが、雨などで匂いが消えてしまうと効果がなくなる。

・イノシシは学習能力が高いようで、髪の毛などで人の匂いがしても視界に人がおらず
　無害であると理解してしまうと新しい（？）髪の毛などを撒いても平気で侵入してくるように
　なってしまう。

おぎぱんだ的考察・・・
『匂いに敏感』という習性を利用した対策でローコストと考えればコストパフォーマンスは○
しかし、イノシシが慣れてしまうと効果が全くなくなってしまうため、1回限りの期間限定な
対策となってしまうのが致命的な欠点

収穫前の一時期の割り切った足止め、全く何もしないよりは気休め程度に、と考えれば
アリかもしれないけれど、長期的な対策としては厳しいみたいでっす・・・